「現役引退」
それはスポーツやナンパをする者にとって
早かれ遅かれ、いつかは訪れる事である。
スポーツ界では近年
あのイチロー選手だって引退をしてしまったぐらいである。
そして、このナンパ界でも
ED(エンディング)を迎え
名古屋のカリスマナンパ師が
今月人知れず引退をしていた。
そう。
「タカオ選手」である。
天空の花嫁の
ビアンカばりの
大切な女性ができたとの事。
そのため、彼の引退の送別会を兼ねて
7月16日(木)19時〜
名駅近くの居酒屋で
ひっそりと二人だけで
D.T会(ドラッカー、タカオ会)をする事になった。
そして、その開催のためにLINEの
やり取りを重ねていく。
そして、ドラッカーの
ちょっとした名言も重ねつつ
彼の送別会の場所は名駅の鳥貴族に決定する。
「とうとう、俺もローランドレベルまできたか!!
ドーランドに改名しようかなっ」と思いつつ
まぁいいや。
(知らない人用に書いておくと
おしゃれ貴族は愛知県一宮市にあるラブホの事です)
ただ、ここまで日時も場所も
打ち合わせをして決めたのにも関わらず
彼から開催予定日の3日前に
下記の連絡があった。
たかお「やっぱり、行けなくなりました!!」
ドラッカーは何故か理由を聞いてみた。
そうすると彼から下記の答えが返ってきた。
た「あの後、よく考えたところ
もうこれからは本命の彼女とだけ
向き合っていく!!
そのため今作ってある
たかおのTwitterアカウントは無くし引退する!!
なので、不特定多数の女性に
道端で声をかけて
濃厚接触や粘膜接触を繰り返しているような
反女(反女性的勢力)の
あたおか(頭おかしい)な連中とは
全て縁を切り
完全にこのナンパ界隈から足を洗いたい。
このような理由で反女に該当する
ドラさんとももう二度と会う事はできない!」
との事。
なるほど。
彼なりの断固たる決意だったんだろう。
ドラッカーは彼との過去の
思い出を頭の中で振り返りながら
特に他に何も言う訳でもなく
「分かったよ!」
とだけ答えて通話を終えた。
ド「もう彼とも会う事はなくなるのか、、、」
仕方がない事ではある。
世間的にナンパと言う行為のイメージは
よくないし
出会いもあれば、別れも人生においては
どうしても出てくるもんだ。
この別れに対して、ドラッカーは
涙を流さぬように必死だった。
しかし決まった事を
いつまでも悲しんでいても
何も変わらない。
そして、ドラッカーは
予定していた開催日は
たかお選手とは会わない事になったので
ナンパマシーン選手
(アカウント名を変えた、たかお選手)
と会う事になった。
(何がしたいねんw)
今回もいつも通りの
しょうもない前フリで
入りつつ約束の当日を迎えた。
当日を迎えカリスマナンパ師と再会!!
7月16日(木)18時過ぎに
彼からLINEで写真が届く。
少し早めに名駅の鳥貴族に到着し
そのすぐ近くの
一人で約束の19時までの間
ゆっくりしているとの事。
そして、ドラッカーは18:30過ぎに
メキシガンのお店の前に到着し
LINE電話をして現地で
たかお選手と合流する。
コロナウィルス等もあり
さりげに1年以上ぶりの再会である。
お互い笑顔で再会。
たかお「久しぶりですね!元気してました?」
そんな、内容の会話を重ねつつ
合流後にそのまま名駅の鳥貴族に
二人で一緒に入る。
エレベーターに乗ると
仕事帰りのスーツを着たサラリーマン達が多くおり
4Fまでエレベーターで一緒に上がっていく。
お店に入り、席に案内されて
着席する。
私はタバコは吸わないが
改正健康増進法のためか
鳥貴族も他の飲食店と一緒で
全席禁煙になっており
個別で喫煙所が店内に用意されていた。
オーダー方法ももう鳥貴族は
店員がわざわざ注文を
聞きに来る事がない。
全品定額なのは変わっていないが
一覧で見れる
メニュー表等は置いていない。
タッチパネル式のオーダー注文の機械で
全て注文をする。
そのまま、ビールを注文し
席に運ばれてきて乾杯する。
話が盛り上がり、お酒も進み
ビールも2杯まですぐ飲む。
たかお「あの高速射精(早漏)以上のネタはまだないですよw」
納屋橋事件の内容を振り返ったりもする。
(納屋橋事件::ドラッカー、たかお、
20代女性2人で居酒屋後に
そのままみんなで名古屋の納屋橋のラブホテルへ行き
たかおさんの1メートル横で女性とセックスするが
その女性にドラッカーの高速射精について
ダメ出しをされる伝説の事件)
そもそも「早漏」と言う響きが良くない。
世の中、短距離走だって速い奴が偉いのである。
早漏も
「スピードキング」
とでも言えばセルフイメージも上がるだろう。
たかお選手に早漏の費用対効果の良さを
飛田新地を混ぜて説明をする。
そう。もう10年以上は行っていないが
飛田新地(大阪の西成区にある夢の王国)
でも最短の15分コースで
十分なのである。
昔に飛田新地に一緒に行った年下の友人は
お店で行為後に
「15分コースを選択したんですけど、
僕は射精まで全然イケなかったです!!」
とドラッカーに言って
2件目の飛田新地のお店に入って行った。
その言葉を聞き、2件目に行った友人を待っている間に
1件目の15分コースで全然イケて
むしろ3分ほどは時間が余った状況だった自分は
「あっ、やっぱ俺早漏だったんだ!!」と
妙に敗北感を感じたのを思い出す。
費用対効果はこちらが1件だけで済んでいるので
とても良いハズなのに
何故か負けた気分になった。
そんなアホな話を続けていた中
とうとう彼は動き出した。
そして、カリスマナンパ師はナンパを開始する
鳥貴族で飲み続けており
自分達から
少し離れた席の所に
30代女性が対面で
仲良く二人で飲んでいた。
(イメージ)
入店した時は、空席だったから
自分達が飲んでいる間に
しばらくしてから
飲みに来たんだと思われる。
(イメージ)
そして、
今ドラッカーの目の前に
いる男性は
名古屋のカリスマナンパ師
である。
(イメージ)
その女性二人を見つけた彼は
「ぶっこんでいいですか?」
とドラッカーに聞いてくる。
そして彼は
スマホとビールのジョッキを片手に持ち
カバンは席に置いたまま
レッド突撃隊のごとく
女性二人がいる所に
逆3で突撃をしていく!!
まずは、対面で座っている
片方の女性の隣に着席する。
そして、
「よう、久しぶりやん!!こんな所で会うなんて奇遇やな。」
ぐらいの
あたかも元から知り合いだったような
心の距離感、フレンドリーさで
簡単な挨拶だけして
すぐに乾杯のためにビールのジョッキを
女性達の前に差し出す。
最初の女性達の反応は
「え!!誰この人?あんたの知り合い?」
とでも言わんばかりにテーブル越しに
女性同士が目を合わせている。
当然、知り合いでもなく
ナンパなので女性達の顔を見ても
明らかに警戒心を持たれている。
ただ、彼は
カリスマナンパ師である。
しかも、ナンパ師のロギア系の能力者でもある。
説明しよう!!
ナンパ師の中には能力者も存在する。
能力者は「超人(パラミシア)系」「動物(ゾオン)系」「自然(ロギア)系」の三系統に大別できる。
顔刺しができる超人(パラミシア)系
RPG(リアルパワーギラ)が使える動物(ゾオン)系
ユーモアを交えた自然なトークで相手の心を刺せる自然(ロギア)系
ナンパ師になるだけでも希少な存在だが、その中でもより選ばれた男だけが身につけれる能力である。
相手の女性達も警戒はしながらも
持っている
グラスを差し出して乾杯に
付き合ってくれる。
そうなれば、もう後は彼の
パコパコの実の能力
を発動するだけである。
発動すると女性側が勝手に
「えっ!!!私この人とおしゃべりしてるのすごい楽しい!
このままこの人のイチモツもおしゃぶりしたい!!」
となるのである。
(いや、ならねぇか)
女性達から怪しさ満点の顔をされ
警戒されながらも
カリスマナンパ師は
一流のトーク力で
女性二人の心をオープンさせる。
そして、その後に
私も混ざり
鳥貴族だが相席屋状態になる。
鳥貴族なので、席料は発生しない。
片方は既婚者だったので
彼と独身の女性がくっつくように
私はその既婚者とずっと話し
連絡先なども聞かず
ひたすらフォローに回る。
そして、カリスマナンパ師と
独身の方の30代女性との
連絡先交換を見届ける。
さすがである。
鳥貴族の中でも
当たり前のようにナンパして出会いを作り出すのは
このカリスマナンパ師以外はなかなかいないだろう。
そして、しばらくトークをみんなで
楽しんだ後に
カリスマナンパ師は突然席を立ち
長い間戻ってこなくなる。
ドラッカー「お手洗いか大事な連絡でも入ったのかな?」
と思いつつ目の前の女性達と会話を続ける。
女「二人は何の友達なの?」
と、1:2の状況で
いろいろ聞かれる。
ドラッカー「ナンパ界隈のナンパ仲間だよ!!」
とは当然言える訳もなく
「共通の友人がいて、その繋がりだよ。」と、
ちょっとした下手な嘘をつく事になる。
そんなやり取りを続けては
かなりの時間が経っても
たかおさんは戻ってこない。
女「彼、全然戻ってこないけど大丈夫?
トイレにしては長すぎない?お酒飲みすぎたんじゃない。」
との言葉を言われる。
ドラッカー「トイレで酒を飲みすぎて吐いてるのか。
それとも、何か家族や仕事の関係で大事な連絡が入ったのか。」
とりあえず、カリスマナンパ師たかおさんにLINEを入れる。
ただ、ある程度時間が経ってもLINEが返ってこない。
心配になったドラッカーは
女性達を残し
男性用お手洗いを見に行く。
ただ、鳥貴族店内に1箇所しかない
男性用お手洗いは
鍵は空いており
誰も入っていなかった。
ドラッカー「大事な連絡があって、
周りへのマナーのためお店の外に出て
電話してるのかな?」
そう思い女性達のいる席に戻ろうとする。
ドラッカー「もしや、喫煙所かな?
しかし流石に声かけをした女性達を
ここまでずっと放置しといて
のんきにタバコを吸ってるわけがないよな・・・」
と思いつつも
ただ今までの経験上
昔のDAKARA(ダカラ)のCMではないが
ありえないとも言い切れない。
いつも必ず
その少し斜め上を行くからである!
そして、私は実際に鳥貴族店内にある喫煙所を見にいく。
喫煙所を見ても流石にタバコを
のんきに吸っている
たかお選手の姿は無かった。
ただ、
喫煙所にいた
20代の可愛い子を
ナンパしている
たかお選手の姿はあった!!!
ド「うん、ナンパ師の鏡だね。
そのうち、鳥貴族のお手洗いを
W部ばりに利用するかもしれないな。」
そんな事も思いつつ
ドラッカーは
一人で女性達がいる席に戻る。
当然、
「彼は喫煙所でナンパしてたよ!」
なんて事は言えず
適当に「電話してたね。」
と女性達には伝える。
そして、その後
彼は戻ってきて
トークを続ける。
ど平日で
既に良い時間になり
翌朝の事も考えなければならないため
連れ出しは狙わず
女性達を残し解散する。
レジで会計をして店内を出る。
女性達をナンパする前には
既に二人でそこそこの飲み食いの量になっていた。
店内ナンパをした事もあり
滞在時間は3時間を超えていた。
たかお「喫煙所の20代の子も連絡先ゲットしました!」
そんな会話をして彼は
鳥貴族店内で2声掛けをして
可愛い子を2/2で連絡先交換。
スナイパーのようなナンパをして
ルンルンの上機嫌で自宅へ帰っていった。
(カリスマナンパ師の後ろ姿がさりげに写ってますw)
ストナンやクラナンだけではなくて
日常生活の居酒屋まで
カリスマナンパ師からしたら
ナンパ箱に変わるのである。
鳥貴族はナンパ箱での隠語にしたとしたら
黄箱かな。
カリスマナンパ師は
愛知県内在住にも関わらず
県境を超えて
岐阜県まで電車を乗り過ごして
帰宅すると言う
ちょっとしたオチを忘れる事なく、、、
「完」
P.S.
内容をブログ記事化する時の
彼とのLINEのやり取り。